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2006年3 月14日 (火)

コメント

マリオが乗る恐竜

>『白夜行』に込められたメッセージをしっかりと受け取りたいです。

これ、難しいことですよね。。。
どっちかというと、きっとメッセージ全部を拾いきることよりも、
意図してないことをメッセージとして拾わないことの方がも一つ難しいでしょうね。。。

作り手はそんなこと(メッセージ)考えずに作ったのに、
観る方が頭でっかちになってるから、
「こんな風な考え方もあるよ~~」
ってのがたくさん出てきます。
それは構わないんですけどね。
「私はその作品から『○○』を学んだ。」というのはいいことだと思います。
でも、それが作り手のメッセージだと決めつけたり、
そういう一個の意見が一般的な考え方だとひろまったりするのは結構危険なことのような気がする・・・。
(最悪、ビジネスに拾い上げられると、ウソでもホントの作り手のメッセージになっちゃいますしね。)
知らない間にそれが作品のメッセージだと思いこむ人が出てきたり・・・。
これってかなり怖いでしょ。

作品のメッセージと他人の意見を聞いて学んだこととはやっぱり分けられてないといけない気がする・・・。

始めから作り手のメッセージだってはっきりわかっているような物は(インタビューとかで。)
議論の種になって荒れそうで案外ほっといてもすんなりまともな方向に進みそうな気がします。

頭でっかちになりすぎないようにしないと・・・。
(本当は感じたものと考えたものは余程でないとどっちが正しいとか、優位とかはないと思うけど、
感覚は理詰めにはなかなか勝てないんですよね・・・。
結局自分で理詰めしたり、他人にされたりすると感じ取ったものって結構すぐ潰れちゃって・・・。
それはいけないと最近ずっと思っています。)

ペリドット

Nobさん、皆さんこんにちは。

さくらレポ見させていただいて、春よこい♬と思ったんですが、来ると白夜行も終わるんだなと思ってちょっと寂しくなります。

所で、上記で、ご紹介のありましたサイト様にお邪魔させていただきました。素敵なサイトでした。Nobさんご紹介ありがとうございます。
また、ゆっくりお邪魔させていただこうと思い、足跡は残しませんでしたが、この場をお借りして、お礼申し上げます。
ほんと、色々な視点で物事を見ているんですね。

そもそも、この白夜行何を言わんとしてるかなんて、誰にも解からないままで、自分が何かを考え、悩むことが目的にも思えて・・・

『正しいことなんて言われなくてもわかってるんです!』確かにそうです。
ちょっと考えると、正しいことばかりしていても、世の中報われないなぁ~と思うこともしばしばあるわけで・・・・、
言ってはいけないと思っても、真面目だけではだめよ、世あたり上手にならなきゃなんて言ってしまう事もありますよw
もちろん、犯罪はいけませんが!

余談、武田さんの仏教語録を聞くたびに、なぜかいつも、『蜘蛛の糸』読みたくなるんです。

豚ちゃん

白夜行で学んだこと。。。balinecoさんのところにお邪魔してから、もっと考えがまとまり、自分的に納得しています。
学んだというか、人間とは、もろく、はかないもので、それでいて執念を持つと強く生きられる・・・なんていっていいか、そういう部分を思い知らされました。
最近、直木賞作家の重松清の『疾走』、山田宗樹の『嫌われ松子の一生』を読んだのですが、みな『ひとり』で、孤独・孤立・孤高・・・
でも実は二人で一人になりたがっている、つながりたがっていると。
学ぶというよりも、共感する部分が多く感じました。
人を殺すことなんて、案外簡単で、でも殺した後に残るものは殺す前よりも、抱えきれないほどの重い人生。しかも年々重くなっていく。
あぁぁぁ。。。こんな事ばっかり考えているんで、このところ変な夢を見るんですよ。とほほ、、、明るい本でも買いに行こうかな!

Nob

マリオ殿 長文のレスありがとう。

小説や映画、ドラマのテーマっていうのは、何度も意見が交わされていることだけど、
結局はそこから感じることも思うことも人それぞれです。
例えば、泣ける作品だと言われているものでも、号泣する人もいれば、
何の感動もなく見終わってしまう人もいます。
人それぞれ感じ方や見方が違うわけだから、それは仕方のないことだよね。

作品のテーマがはっきりしているものにしても、
それに共鳴するひともいれば、全然違うと感じる人もいると思う。

例えば、このドラマ白夜行のようにテーマが見えづらい作品でも、
何となく見ている人、描写に嫌気を感じている人、面白いと見ている人、
それ以外にもきっと大勢いると思います。

原作では何の接点もない亮司と雪穂がこのドラマでは中心に位置付けられています。
これは脚本家の感性から描かれていくものです。
原作にしても解釈が読み手に委ねられているわけだから、
脚本家の解釈に始まり、それをどう肉付けしていくかで更に解釈が広がります。
時には見る側にとって「全然違う」ということもあるでしょう。

ドラマ白夜行を見ている人で、制作側の意図するものを感じたい、受け止めたいと
思って見ている人の方が現実としては少ないと思います。
事実 我が家の場合でもそれについて語り合うことなんて全くありません。
結局 一般家庭でTVで流れるものについてはそれが現実でしょう。

このドラマは被害者のドラマではなく加害者のドラマであるということ。
父を殺した少年と母を殺した少女から話は始まっています。
第1話を見る前から重い話になることはわかっていました。
毎回暗中模索しながら自分は見ていました。

そんな中でbalinecoさんのブログに出会ったわけです。
自分の中でもやもやしていたもの、見えづらかったもの、
少しずつ霧が晴れていくようでした。
もちろん、これは自分が感じたことであって誰もが共感するとは思っていないし、
それを皆さんに強要しようなんて少しも思っていません。
ただ、もしかしたら・・・何かのヒントになるかもしれないと思い、
前回の記事と今回の記事で紹介させてもらいました。

>作品のメッセージと他人の意見を聞いて学んだこととはやっぱり分けられてないといけない気がする・・・。

これ納得できます。
さらに他人の意見を聞いて学んだことにひとつプラスアルファされたものが生まれれば
それはまた素晴らしいことだと自分は思っています。

マリオ殿・・・自分は決して頭でっかちではありません。
時には優柔不断なぐらいに人の意見に左右されることもあります(^^;)
ただ、自分の目で見たもの、読んだもの、そこから得るものに対しては
自分を信じ、自分の感性(考え)を大切にしたいといつも心掛けています。

Nob

ペリドットさん こんばんは!
何気なくカレンダーを改めて見てみると・・・
ガーン!でした!来週白夜行の最終回はピリオド発売日の前日なんですね~
店頭に並ぶのはほとんど前日なので、これは完全にダブってしまう!
私が注文した@Tower は23日、24日どちらの日に届くのだろう・・・

さて、白夜行残り2話となりましたね。
紹介したブログ様にも訪問いただいて嬉しいです。
白夜行から自分自身これだ!というものを中々見いだせなくて
あちこちのブログをお邪魔してました。
何かを感じてもらえばと思い紹介させていただきましたが、
ペリドットさんのように返事を頂いてホッとしています(^^ゞ

武田さんのつぶやきは仏教語録なんですか?
私いつもここがちゃんと聞き取れなくて訳わからないでいます(^^;)

Nob

豚ちゃん こんばんは!
コメントありがとうございます。
>学ぶというよりも、共感する部分が多く感じました。
自分も同じです。
これって私は素晴らしいことだと思うんですよね。
人が一人では生きていけないように、人の意見を聞いてみることも大切です。
自分と違う意見があることなんて当たり前のことで、
共感できる部分を見出すことの方が難しいことだと思います。
共感できる部分がなかったとしても、せめて聞くだけの耳だけは持ちあわせたいし、
少しでも知ろうとする努力だけはしたいと思います。
そんなことは面倒だと言われれば何も返す言葉もありませんが(^^;)

1話の笹垣の「あほー」と「あほんだらー」
音声は消されていますが、そのように聞こえます。
ここにも何かおおきなヒントがあるように思えます。

豚ちゃん、何だか話がずれちゃっていますね(^^;) ごめんね~
今日は白夜行についていろいろと考えちゃったから
頭の中がどうも混乱しているようです(笑)

どちらにしても自分なりの見方をやっと見つけることができて
ホッとすると同時にあと2話を楽しもうと思っています。
洞察力が鈍い自分ではありますが、
何だか次のレビューを書くことが楽しみになってきました(笑)

豚ちゃん ありがとう(v^-^)Thanks♪

マリオが乗る恐竜

にゃ? Nobさんに文句つけたようにとられちゃったかな??
すいません。 そんなつもりないです。m(_ _)m
上のは自分への戒めみたいなものですので・・・。
いつも「考えすぎた~~」って言ってるやつです。
(と言いながらもそのまま送信するこの矛盾・・・。)
お気になさらず。(;^_^A アセアセ…

Nob

マリオ殿 こんばんは~
>Nobさんに文句つけたようにとられちゃったかな
いや、そんな風には捉えていませんよ~
ただ、こういう受け止め方をしている人も
きっといるだろうなあって思ったのでレスしていたら長くなっただけです(^^ゞ

kid A

balinekoさんのブログは偶然別のとこから行きました。
ぼくもこれを読んで胸のつかえが取れました。

純愛に対するぼくの考えはこうです。
一般的に純愛とは肉体関係つまりセックスを介在しない恋愛の事だと思います。
でもその先にあるのはやっぱりセックスして子供を作り家庭を築く事です。
ある意味セックスは愛の究極のかたちです。
雪穂と亮司のように最も残酷な形でセックスを奪われた二人の愛は一般的な純愛よりも深いと思います。二人にとってセックスとは金儲けの手段や人を貶めるための手段であり嫌悪するもの以外の何ものでもありません。
こんな悲しくせつない純愛があっていいんでしょうか。

それと作品およびメッセージに対するぼくの考え。二人の巨匠の言葉を引用させて下さい。
ぼくの尊敬する大島渚さんの言葉
「ぼくは作品を通して何かを言おうとしているんじゃない。ぼくの作品そのものが言いたい事なんだ」
9時という子供も見る時間に放送する事も含め今この作品を作る事自体ひとつの大きなメッセージじゃないでしょうか。
もうひとりぼくの尊敬する寺山修司さんの言葉
「作品は作り手が半分、残りの半分は受け手が完成させるもの」
誤解や勝手な深読みも含めて皆それぞれが「白夜行」を見て何かを感じ自分の中で完成させる、まさにそんな作品だと思います。


Nob

kid Aさん こんばんは!
いや~何だかすごく嬉しいです。
kid Aさんのコメント 久し振りに感動させて頂きました(^^ゞ

純愛については・・・白夜行についてということでなく、
自分の中で上手く説明できる言葉が今は見つかりません。
ただ、人を好きになり、手を繋ぎたいとか触れてみたい・・・というような
ごく当たり前のことを経験せずに大人になってしまった雪穂は残酷だと思います。

紹介していただいた大島渚さんと寺山修司さんの言葉。
二つの言葉はお二人のそれぞれの作品に対する思いが感じられますね。
寺山修司さんの言葉の
>「作品は作り手が半分、残りの半分は受け手が完成させるもの」
これは以前自分もどこかで見かけたような記憶が蘇りました。
その時は何かを感じるという程この言葉の意味を受け取っていなかったようです。
放送時間のことも何故この時間なんだという疑問がありましたが、
balinekoさんのブログを訪れて以来、もやもやしたものが消えて、
それからはこの時間に放送する意味もあったのではと思えるようになりました。

kid Aさん 本当にありがとう!

豚ちゃん

Kid Aさんの『最も残酷な形でセックスを奪われた二人の愛は一般的な純愛よりも深い』、この言葉でまた納得してしまいました^^;

少しでも相手の相手を知ろうとする気持ち、私もなるべく持つようにしています。私的には、嫌いだから、無視って事がどうしても、理解できないのです。
今まで何人も無視された子を無視できず、みんなを敵に回し、自分がイジメられることばっかりで^^;でも、今ではそれでいいと思っています。相手のいい所を見つけることはとても大切ですもんね。
Nobさんとこういうやり取りを始めてから、Nobさんの人柄にとても惚れました^^ Nob師匠についていきますヾ(~O~;)ニャハハッ

ずんこ

Nobさん、私も遅ればせながら今日9話を見て、
白夜行のテーマがわかったような気がします。
さっきブログに書いてみました。

これが合ってるとか間違ってるとか、そいうのは
よくわからないのですが、自分ではひとつの考えが
頭に浮かんだので、9話を見てたくさん泣いたのに
妙にすっきりした気分です。

Nob

豚ちゃん こんばんは!
kid Aさんのコメントには自分も驚きました!
いやいや驚いたって表現は大変失礼ですね(^^ゞ
第一話から熱心にコメントを頂いていて、すごくよく見ているんだなあって嬉しかったです。
そういった点では豚ちゃんも一緒だよ(^o^)v

自分も豚ちゃんの人柄大好きですよ^^ 師匠っていうのは照れちゃうけど(^^ゞ
ちなみに「師匠」ですが、入力レポの仕事で「支障はない」っていうところをしょっちゅう「師匠はない」って変換ミスをやっています。あとで読んでめちゃくちゃ恥ずかしいよね(^^;)

Nob

ずんこさん こんばんは!
ブログ読ませていただきましたよ~
ずんこさんの「読み」もすごいです!あとでそちらに書き込みしますね。

気軽にコメントを残せるブログっていいですよね。
TBにしてもあっという間に『輪』が広がっていきます。
悪いケースに繋がることも多いけど、ちゃんとその辺りを見極めれば、すごく大きな輪になり世界中の人みんな友達!ってことになりますよね。
ちょっと大袈裟かもしれないけれど、そんなことを願いながら自分もブログをやっています。
ずんこさん これからもずっとよろしくお願いしますね!

まだアップしていないんですが、今日の桜のつぼみはちょっとデブちゃんになっていました(^^ゞ
写真撮っているとだんだんと我が子のように成長を楽しんでいます(笑)

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