昨年の7/26(土)は大変悔しい思いをしました(^^;)
地元だからどうにかなるさ・・・そんな思いを軽くふき飛ばしてくれた
あの無念のエントリーから一年が経ちました。Click
そう、リベンジを誓い、その無念を晴らす日が訪れたのです!
「絶対撮るぞ!」の気合いと共に昨日昭和記念公園へ出かけてきました!
家を出たのは午後5時、昭和記念公園が近づくにつれ道路は渋滞で
その間にもどんどん車が増えてくるような状況であり、
自転車もいつものようにスムーズには流れません。
午後5時半頃、やっといつも利用している砂川口に到着しますが、
既に駐車場は満車状態であり、あの渋滞の車列は一体どうなるのだろう・・・
自転車を臨時駐輪場に止め、会場となる「みんなの広場」へ向かいます。
いつも利用しているサイクリングコースではなく、ここからは徒歩です。
カメラバッグと三脚を両肩に担ぎ、折り畳み式の椅子と凍ったお茶を持ち、
約30分近く歩いたでしょうか・・・とにかく人の数が凄くて圧倒されます!
去年のデータでは昭和記念公園だけで25万人の動員数であり、
周辺道路からの人数を入れると約60万人だそうです!凄いですね(^^;)
これまで何度か写真を掲載している「みんなの原っぱ」が
見事なぐらいに人で埋まっています(^^;)
この2枚の写真を撮ったのは午後6時40分過ぎですが、
その後もどんどん人で埋まっていきました。
日が落ち、空に未だ青みが残っている午後7時20分いよいよ始まりました!!
立川に住んで20数年・・・地元なのに初めて訪れた花火大会です。
凄まじい重低音と共に目の前に広がっていく花火の色鮮やかさ・・・
これは夜の空を舞台とした光の祭典・・・まさに芸術なんですね。
もう感動しっ放しでしたが、感動に浸っている暇はありません。
ファインダーをのぞきながらレリーズでシャッターを切りまくりますが、
どうも横風が強く、煙と共に花火も左に流れ気味です(^^;)
でも、中々いい感じで撮れています(^^;)
最初の15分位は試行錯誤していましたが、だんだんと慣れてきました^^
慣れてきたとは言え、花火の撮影は本当に難しいです。
次々と打ち上げられ、天高く上がっていく光跡を追いながらの撮影です。
光跡が見える時はいいですが、音だけ聞こえて見えない時もありますよね。
でも、あれこれ考えるよりも、下手な鉄砲も数打てば当たります(^^;)
フレーム内に収めるのは中々難しいですが、
最初のうちは広角で撮り、だんだんと慣れてきたらズームで・・・
外した写真も多かったですが、夜空に咲く光の華を楽しんでいました^^
写真を撮りながら思ったんですが、
花火っていうのは目で楽しむ光跡なんですね。
火薬が燃えている閃光という光の跡を楽しんでいるだなって・・・
目の錯覚ではないけど、光跡の残像を追っているんだと思いました。
ただ、実際には開く瞬間っていうのはほんの一瞬です。
消えていく様子も楽しむ花火もありますが、それも光跡ですよね。
写真に撮る場合は、バルブ撮影という手法を使って撮りますが、
シャッターを開いている時間にそれらの光の情報を取り込むんだと
妙に納得したんです。これは実際に体験していい勉強になりました。
この写真はもしかしたら失敗作なのかもしれません。
広角側で撮り、狙ったものではなく偶然に撮れた一枚です。
レリーズでシャッターを開いた時間が短かったのが幸いしたのだと思います。
先に開き終えた花火の消える寸前の光が星のようであり、
夜空にまるで線香花火が上がっているように見えませんか?
この写真は今回のかなりお気に入りの一枚です^^
去年の悪夢から一年・・・リベンジを誓い、今回満を持して挑みました。
花火の撮影方法を含め、いろんな情報を集め、
ここ1ヵ月は日程延期に備え、25日、26日を休みにするため
仕事の方も調整しながらこの日を迎えました^^
100%達成のリベンジではありません。まだまだ課題が見つかりました。
挑戦したいテクニックも他にたくさんあります。
でも、満足いく写真が撮れたことは間違いありません。
失敗は成功のもと・・・そう、失敗は成功への糧であり、
失敗を恐れたり、恥じる必要はないんですね。
ラストを飾った一枚は今回の一番のお気に入りです。
フィナーレで上がった花火のひとつです。
フレームから思いっきり飛び出してもいいから、
こんな大迫力の花火が撮りたかったんです!!
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